• 2022.06.30
成績が伸びない

塾の掛け持ちは学力停滞を引き起こす最大級の原因であり、絶対にやってはいけないことです。

掛け持ちとは?このページでの定義

塾の掛け持ちとは、同一科目で学習サイクルが異なる複数の塾を並行利用することです。

塾A:算数

学習サイクル

塾B:算数

学習サイクル

科目が異なるのは「掛け持ち」ではない

塾A:算数

学習サイクル

塾B:国語

学習サイクル

これは単に「異なる塾の利用」です。

掛け持ちがダメな理由

学習サイクルが分断して学習効率が下がり、結果として両方とも中途半端になるから。

浮気性は落ちる

ドラゴン桜2(講談社)

複数の問題集を使うケースで掛け持ちがダメな理由を考える

「問題集A」と「問題集B」を使うとします。

問題集Aが完答できて、余力で問題集Bをやる

これは発展的な学習です。問題集Bは可能な範囲でやればよいでしょう。

問題集Aが完答できない状態で問題集Bをやる

問題集Bに注力したいなら、問題集AはやらないほうがBの完成度は高まります。問題集Aがわからないので問題集Bを使うなら、Aは一旦ヤメてBに集中すべきでしょう。

集団指導塾+集団指導塾の同時利用

前述のとおりそれぞれの慣熟度が下がります。

ひとつの塾の予復習をしっかりやれば、他の塾に通う時間的余裕はないはず。

集団指導塾+個別指導塾の同時利用中学受験では「基本」の複数塾利用

  • 学校よりも高難度・高密度・高速なので、理解漏れの発生頻度は格段に多い。
  • 受験塾は志望校合格に必要な学力を得るために利用するものなので、授業適応できければ利用する意味自体が無くなる。

集団指導塾の授業を理解するために、個別指導塾が必要になることは少なくない。

個別指導の質疑応答は集団指導塾のサイクル

元となる塾の授業でわからないことを質問するのならサイクルは分断しません。

同一サイクル上にある複数塾の利用は「掛け持ち」ではなく「併塾」と呼び、正常な状態です。

集団指導塾のテキストを個別指導塾に持ち込んで質問するイメージですね。

併塾の選択肢は限られている同一単元・同一難度でないと「掛け持ち」になる

問題集Aがわからないので問題集B・・・というのは合理的ではありません。

単元(範囲)と深度(難度)が揃っていないと学習サイクルが分断してしまいます。(それは掛け持ち)

「同一単元・同一難度」が絶対条件

「同一単元・同一難度」に対応できる個別指導の選択肢

  • 集団指導の受験塾と同じ経営母体や業務提携している個別指導塾
  • 教材持ち込みができる個別指導塾や家庭教師
  • オンライン家庭教師

実際に探してみるとわかるけど、対応してる塾は非常に少ない。

個別指導塾ならなんでもいいわけではないのですね。

掛け持ちを回避するための3つの鉄則掛け持ちダメ!絶対!

塾を始める前に受験までの予算を確定させておく

「月謝」で考えると塾選びが場当たり的になって掛け持ちに流れやすくなります。

掛け持ちを肯定する情報に感化されない

掛け持ちを肯定する情報は、塾に行くことが手段ではなく目的になっている点で共通しています。

個別指導の受け皿が用意されている塾を選ぶ

通っている塾のオプションや提携にそれがあればこのページに書いたことは杞憂です。

改変履歴

  • 【2022.06.30】新装版に変更。会話型コメントを追加。学校補習系のセクションと冗長な段落を削除。
  • 【2022.04.22】「問題集A/B」の比喩記述の追加と文脈修正。
  • 【2022.01.16】簡素化。
  • 【2020.06.16】初版

サブコンテンツ全体の刷新作業を行っています。

2022年11月23日から2023年3月末頃(予定)