静大附属静岡中学の受験対策

  • 2026.01.11

静大附属静岡中学の例年の入試状況

絶対 県相対
40% C A
60% B A
80% B A

難度そのものはマイルド傾向でも「説明せよ」の記述回答様式は正しい理解と訓練が必要です。

データの読み方

入試問題の難度について、得点範囲を三段階に区分し、それぞれ〔A>B>C〕の3段階で難度を表記しています。

難度評価は、左側は問題集ベースの絶対評価、右側は県中部の相対評価です。

問題集ベース評価(左)
A 全国標準(中高数学の類似あり)
B 受験基礎(自習教材による自己解決困難)
C 学校の定期テストレベル(受験専門の学習は不要)
県中部相対評価(右)
A 他校に比べて難しい
B 他校比較で平均的
C 他校に比べて易しい

難度の評価はページ更新日より前の年度を参照していますので最新様式とは異なる場合があります。

志願状況

  募集人数 志願者数 倍率
2026年 36+@ 107 1.87
  • 公開情報なし
  • 志願者数は独自調査によります
  • 募集人数と志願倍率は附属小学校からの進学者が8割いるものとしています
  • 学年全体の定員は144名(36名×4クラス)

同属性の学校(静岡県中部エリア)

地域静岡市中心部で駿府公園周辺

高校入試公立高校への進路指導を標準カリキュラムの範囲で実施

国公立校

静大附属静岡中学を勧められる志望理由、勧められない状況など

お勧めする

  • 反転授業・探求型授業に肯定的であり、前提として知識学習は自学や塾でやればいいと考えている。
  • 中学進学後は大学受験を想定した中高一貫型の学習塾に通う予定
  • 中学卒業後は高専や理数科などの探求系の学習が多い進路を目指したい
  • 「普通教育」が合わない(特殊な認知特性やギフテッドなど)

お勧めしない

高校入試を回避したい
「高等部」はないので高校入試があります。(次のセクションで解説)
「進学校」だと思っている
附中は「教育実験校」であって「進学校」ではありません。学力水準の高さは塾や家庭の教育方針の成果です。
基礎学習を自己解決する自信がない
講義型授業や宿題がなく煽りもないので、塾や自学で適切な学習をしないと破滅的に学力が低下するリスクがあります。(附属小学校から進学する生徒の中には小学5年生レベルで学力が停滞している人が散見します)
学校の教育研究に振り回されたくない
教育実験校なので授業そのものが実験的であることが多々あります。

「お勧めしない」にあげたことは学校説明会(出願予定者向け説明会)でも言われます。都合のよい解釈をしてしまうと「やめとけばよかった」になりがちなので注意。

卒業後の進路(高校入試)

高等部はないので高校入試があります。高校入試に関する進路指導は一般的な公立中学校と(様々な意味で)同じです。

静高(県立静岡高校)
平成時期に比べると減少傾向のようですが、それでも約半数(70名程度)が静高へ。
公立理数科(清水東、市立静岡)
探求型学習に積極的な公立高校。根強い人気。
静岡学園(専願)
静高人気の低下に代わって上昇中。五教科評定4以上の専願で…
高専(国立高等専門学校)
少数ではあるが高専進学者が例年いる。(理数の入試問題は公立高校より高難度)

通知表の評定は甘い?

一般公立中学の10倍が静高に合格することで「評価が甘いのでは?」と噂されますが…

「卒業生の保護者」として主観を述べます

定期テストは一般の公立中学と比べて難度や様式に大きな違いは感じません。「平均点」も似たようなものです。(ただしクラスによって出題内容が異なります)

定期テスト以外の評価項目は探求型授業のレポートが主になりますが、公立中学では「たまにある」程度に対して附中は「ほぼ毎回」です。 レポートは通知表の「思考/判断/表現」の観点に直結する要素なので、試行機会が多ければそれだけ有利になると思われます。

ただしレポートですから基盤となる知識の正確さは必ず文面文体にあらわれますし、テスト対策的な手法は通用しないので公立中学に比べて難しい面もあると思います。

通知表が「とりやすい」のは事実だけど学力の裏付けがある…ということですね

静岡大学教育学部附属静岡中学校

静岡大学教育学部附属の国立中学です。教育実験校であり、探求型学習が中心の授業が特徴です。高校入試があります。

学習指導の特徴反転授業型の個別指導です

予習は宿題

集団指導塾の「授業」で行うことは自習教材を用いた宿題として行います。

市販の冊子型教材を使用しますが、十分な学習期間がある場合は映像教材の選択もできます。

附中の授業も反転授業型なので「予習が当たり前」の価値観が定着すると進学後も勉強しやすくなると思います。

塾では対話中心

予習(宿題)でわからないことを塾日に解消します。 学習塾といえば静まり返った印象ですが、当塾の指導時間は対話中心です。

塾日以外も学習計画の範囲

受験対策として行うべき学習はすべて宿題として管理します。宿題の物量は学習進捗状況にもよりますが、平日120分、学校休日180~240分程度になります。

入試問題の性質と志願倍率の性質上、他校に比べて学習量は多くなります。

目標設定

「合格」を第一目標とした上で、合格者平均点越えを第二目標にしています。

特殊な入試出題様式の対策(算数)

附中入試問題の特徴でもある「記述解答様式」は、設問文の末尾が「理由を説明しなさい」になっています。 問題の難度そのものは県内他校と比較しても平均的ですが、考えの視覚化が求められると体感難度は一気に上がります。 何故ならそれは、どれだけ知識があったり地頭が良くても「訓練」をしなければできないことだからです。

当塾ではこの対策のため、「書くこと」や「書き方」の練習時間を多くとります。

過去問・実戦演習

6年生は夏休みの学習の整理が終わったら過去問を使う学習に移行します。

当塾のコマ割りと定員は入試問題の大門解説をシームレスに行える設定です。過去問対応の手厚さは当塾の強みのひとつです。

解き方を知る段階10月~12月

「日曜日に試行→塾日に質問→土曜日に再試行」で1セット。1週単位で「1年度分」を入念に解きます。

志望校や入試問題の出題傾向を元にクラス再編をすることがあります。

答案作成練習冬休み

時間分配や取捨選択などの「実戦の練習」をします。解ける問題の完成度を高めることで入試直前に最も必要な「自信付け」を同時に行います。

従前までの所属クラスは区別しません。