学校の授業に適応する学習の目標と目的
当コースの目的は、学校の授業が学力に合わなくなってしまった状態を、授業に適応できるまでに回復させることです。学校の授業は止まらず進行していますので「現在進行中の授業に追いつく」という表現がわかりやすいです。
算数や数学ができなくなる理由
学校は、授業についてこれない生徒に対して「頑張れ」とは言いますし、親切な先生なら個別で教えてくれたりもしますが、できない人を待つために授業を止めることは絶対にしません。
学校には教科書(学習指導要領)の内容を規定期間内に消化(投下)する責務があるからです。
しかし数学は既知の知識の上に新しい知識をつなげて拡げていく学問ですから、「前提」に不備があれば「次」のことは理解できません。未慣熟の状態で次に進めば理解漏れはどんどん蓄積していきます。
「できない」のに先に進めば、もっとできなくなるのは当然の結果です。
塾に行っても苦手は改善できない?
小中学生向けの塾の大多数は定期テスト対策を扱います。なぜなら塾を探す保護者の関心事で最も多く大きいのはテスト点だからです。なお、高校入試対策=内申点対策=定期テスト対策です。
さて、定期テスト対策とは現在進行中の学校の授業に沿った学習です。学習範囲が学校の授業と一致しているということは、学校と同様にできない人を待つために授業を止めることは絶対にしません。
集団指導塾には、「できない人」に合わせると「できる人」からクレームがくるという理由もあります。
当コースは、できないならできるまで待ちます
これができる理由は、定期テスト対策をしないからです。
定期テスト対策をしない個別指導では次のような学習指導が可能です。
- 個人専用の学習計画なので他人のペースに合わせなくていい →理解漏れを残したまま先に進む必要がない
- 定期テスト対策をしないことで「学力に合う勉強」に集中できる
待てば伸びる理由
「STEP3:定着確認」で不合格の場合、多くの学習指導現場では解き直しや解説授業をすれば「できたことにして次に進む」ですが、それこそができなくなる原因です。
当コースは「STEP2:練習」に戻り、定着確認で合格するまで繰り返します。(これが「待つ」です)
「系統」で進めるから学校より早い
当塾では(小学校の範囲について)〔計算・図形・割合・論理読解〕の4系統に区別しています。
小学算数の「計算」系統の学習単元(概ね学年順)
- 加減算
- 九九
- 乗除算
- 小数概数
- 分数
- 計算の優先順位
- 文字式
学校の授業は複数の系統を混ぜ合わせながら進めていきますが、当塾では系統別に一気に進めます。
- シームレスにつながるので履修期間を短くできる
- 得意な系統を除外できる
- 追いつくための「先取り」に対応しやすい
「学校の授業に追いつくこと」が目的の学習は、学校より早いペースで進めることが絶対です。当コースではそれを系統別学習で解決します。
学習期間
夏休み/学年末のペースアップを含めて半年~1年程度が目安です。
- 夏休みや進級/卒業による学校授業の区切りを終了目標にします
- 「やらされ勉強」が定着してしまっていると期間が伸びます
系統とプラン
小学校範囲(算数)と中学範囲を分割しています。
中学生の方は学力状況に問題なければ小学校範囲を除外できます。
系統 | 期間 | |
---|---|---|
小学算数 | 四則演算 | 4 |
分数 | 4 | |
割合 | 6 | |
図形 | 6 | |
読解/論理 | 12 | |
中1前期数学 | 正負の数 文字式 |
4 |
(延長対応) | 一次方程式(中1) | 4 |
連立方程式(中2) | 6 |
- 期間の単位は「週」です
- 夏休みや卒業式後は倍速で進められます
システム
受付学年 | 小学5年生から 中学2年生6月末 |
---|---|
使用枠 | 少人数枠(定員3名) |
週間回数 | 2回/3回 ※中学2年生は週3回のみ |
夏休み・春休み
特別日程となり、平常月と異なる時間帯を設置します。
冬休みは「休講」です。
入塾条件・同意事項
学力条件
小学算数から |
|
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中1数学から |
|
自宅学習についての同意事項
当コースの学習は、平日60分相当、週末90分相当の宿題があります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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週2/月水 | 〇 | ▲ | 〇 | ▲ | ▲ | |
週2/火木 | 〇 | ▲ | 〇 | ▲ | ▲ | |
週2/水金 | 〇 | ▲ | 〇 | ▲ | ||
週3/月水金 | 〇 | ▲ | 〇 | ▲ | 〇 | ▲ |
他の学習塾や習い事に関する同意事項
学習塾 5教科の学習を扱う塾 |
禁止 |
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知育教養スクール 英会話やピアノ |
月~土曜で計1回まで ※日曜は不問 |
スポーツスクール 水泳やアーバンスポーツ |
中学受験をする場合…
中学受験コースでお申し込みください。(特段のお申し出がなくても概ね同じことを実施します)
入塾までのながれ
面談予約
エントリーページに設置してあるフォームか、LINEでご希望日をご連絡ください。
ヒアリングと学力検査
来塾いただいて質疑応答を行い、その最中で学力検査を行います。
引き続き入塾を検討される場合は「宿題」をお渡しして当日は終了となります。
お子様のみで体験
実際と同じ、あるいは近い状態で学習していただきます。体験期間はヒアリングの当日から1週間で、最大4回まで可能です。
※他塾も検討される場合はこの期間に行ってください。
入塾意思確認
体験の最終日は入塾されるかどうかをお決めいただきます。お迎えのときに「入塾されますか?」とお尋ねしますので、入塾される場合はお手続きに移行します。