公立一貫校:清水南中学の受験対策引受方針

  • 2023.09.19

当引受の対象者

既塾生の志望変更のみ承ります。

第一志望校としての新規お引き受けはしていません。

新規でお引き受けをしない理由

  • 教科横断型は国立私立の学習とリソースの共有ができない。→専用クラスが必要
  • 問題難度が低いので添削サポートで事足りる。→当塾の特徴がメリットになりにくい
  • 低倍率状態が続いているので塾費の「割高感」が強くなりやすい。→個別指導はなおさら

受験の概要

  • 入試問題は「教科横断型」
  • 入試問題の難度そのものは難しくなく、志願倍率も高くない。
  • 作文と面接に配点がある。
  • 静岡県公立高校入試に似た「三段階選抜方式」

教科横断型とは?

「算数」や「国語」という区分ではなく、1つの問題に複数科目の知識が混在している作問様式のことです。技能科目や「総合的な学習」の扱いとなる科目も混在します。国立私立中学を想定した学習は受験対策にならないので注意が必要です。

広範囲にわたる学習が必要という意味では高難度な部類ですが、学校の全ての授業に興味をもって取り組める子にとっては容易かもしれません。人によって体感難度が大きく変わります。

難度が低い?

清水南 浜松西
志願倍率 約0.9~1.2倍 約2.6~2.9倍
入試問題難度 偏差値40-45相当(共通)

入試問題の難度については前述のとおりです。受験問題集の難度表記に換算すると偏差値40-45相当(学校発展難度)です。

志願倍率は定員数付近(1.0倍前後)で推移しています。

なお、県西部の浜松西中学は同じ選抜システムですが、志願倍率の違いによってかなりの難関校になっています。

三段階選抜とは?

段階 選抜基準 合格数
第一段階 筆記・作文・面接の合計点 定員の約70%
第二段階 調査書評定 定員の約15%
第三段階 第一・第二の総合的観点 定員残まで

負け残り制で異なる観点で合格者を決定する方式です。

第一段階で勝ち抜けできないと調査書の教科評定が影響します。